#1 The Calabash (カラバッシュ)
特大サイズ (XXL) | 45-47cm

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SOUND TEST | The Big Calabash (47cm) | Road


カラバッシュとは!?
ハンドパン先進国である欧米。そのセッションの際、一際目立つ大きなひょうたん。それがカラバッシュです。
「Calabash | カラバッシュ」とはフランス語で「ひょうたん」という意味。

生産地はセネガル、ナイジェリア、マリ、など主に西アフリカ。
そこで何年もかけて育った大きなひょうたんを二つに割って、乾かしたものです。

現地ではピーナッツなどを保存する器などに使ったり、水を溜めるのに使ったりといろんな使用方法されていますが、欧州ではハンドパンとのセッションの楽器として大活躍しています。

Calabash Drum from West Africa 🎶 - Percussion Instruments from Around the World 🥁 #shorts


ハンドパンセッションのマストアイテム!?
ハンドパンとカラバッシュのセッション動画を多く発表しているYATAO (SHOP)より一部カラバッシュの説明を抜粋致します。

『カラバッシュは、その地に足の着いたサウンドが魅力です。コブシ✊で弾くと量感のある低音(Fist Bass)が出ますが、指先で叩くと歯切れの良い「Tak | タク」音が出る。他の楽器と一緒に演奏しても、カラバッシュの圧縮された音は存在感を放つことはなく、控えめな存在であ理、私たちのセッションには欠かせない楽器です。

カラバッシュは南米、西アフリカ、タイなどで栽培されています。成熟したひょうたんを新鮮な空気の中でゆっくりと乾燥させることで、硬く、木質で、防水性のある質感を得ることができます。天然物のため、形や色、大きさに若干の違いがありますが、ベースの深さを確保するためには直径は42cm以上が必要です。』(YATAO SHOPより日本語訳した文章を記載)


ハンドパンをパーカッシブに演奏する奏法に「Fist Bass | フィストベース」と「Tak | タク」があります。

Fist Bass | フィストベース - コブシ✊でDingとTonefieldの間のボディをドスンと叩くことでハンドパンの低域の周波数がボワっと浮き出ます。
Tak | タク - Ding周囲のボディ近くを一本の指でしなやかな木の棒のように弾くと、歯切れの良い甲高い音が鳴ります。

上記二つと同じ音が出せるのがカラバッシュ。おそらくその点で楽器としての相性がハンドパンととてもよく、さらに他の打楽器のような強い音ではなく、控えめで暖かみがある音という点で急速にハンドパンセッションで広まったのではと推測できます。

Yatao自身がセッションしている動画2つをどうぞ!
Yatao | Atlas' Hands | Atlas Handpan and Calabash


Calabash | Malte Marten & Konstantin Rössler | Handpan Meditation #46


ウォータードラムとして使用する!?
カラバッシュはウォータードラムとして演奏するとポワンという倍音が生まれまた違った音が鳴ります。
こちらは水辺で演奏している二人。カラバッシュが防水性のある質感であるからこそできる荒技!!
Miguel Hiroshi & Joaquin Sanchez (Gourd drum and flute into the water). Vivencia Dehesa


Waterdrum (Jibara) by Gerhard Kero / beatfactory


Water drum


私が推測するところ、最初にこのような奏法を注目したのは我らがジャパン代表のAkira Ikeda氏のHadou Drum。いろんなサイズを使って音階を奏でています!
Akiraさんは10年以上前からこのような奏法を追求しており、レジェンドの一人。
*これはカラバッシュではございません。
Water Drum Improvisation 波動太鼓(HADOURUM)!!!!! meditation/healing/yoga/water


リズムパターンをインストール!
下記2つ動画ではシンプルなビート(demo1)だけでなく、23/8拍子、 9/8拍子、 7/8 拍子など複雑なポリリズムが披露されています(demo2)。ぜひチェックしてみてください。

Old Calabash Demo 1


Old Calabash Demo 2


使用方法
カラバッシュはどこで演奏したら良いでしょう?
オススメは草が生えている大地の上で演奏すると、地球から低音が鳴っているようで楽しいですが、室内で演奏する場合は、上記demo動画のようにクッションを敷いてその上で演奏すると低域の音が確保できて良く、楽器へのダメージも少ないでしょう。

大切に扱っていたとしても、何らかの理由で割れる可能性もございます。しかし、修理して何度も使えるようになります。
私が西アフリカのご家庭で拝見したカラバッシュは割れたものを粘土のようなもので補填し、ヤスリをかけて使っていました。このように何年も使い続けていく楽器 | 食器 なのではと思います。

一昨年に割れてしまったカラバッシュを海さん(路地裏Catwalk / ゴミンゾク)に差し上げたところ、見事に木工用ボンドと紙ヤスリで修理して素敵な音を奏で続けているそうです。